世界的な書道家の武田双雲さんが、こんな話をしていました。
”書道をしていると
「何年経っても上達してる気がしない。」
という感覚に陥ることがあります。
それは、なぜかと言うと、
「手の技術より、目が先に肥えていくから。」
先生や周りから見ると、確実に上達しているんだけど、
本人の目やこころがさらにその先を見ているので、
本人は成長していないような気がしてしまうんですね。”
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人生も同じです。
目や心が先に肥えます。
目や心は、いつだって、
今よりも、さらに先をみています。
新たな次の『理想』を見てしまいます。
だから、
成長していないように感じてしまう。
でも、成長しない人なんていなくて、
ひとは、日々、成長しかしない。
とぼくは思っています。
『じぶんを変えたい。でも、全然変われていない。そんなじぶんが嫌になる。』
そんな風に思ってるひともいるかもしれないけど、
間違いなく、そんなひとも変化してる。
漫画家の井上雄彦さんもこんな言葉を残しています。
描けば描くほど、
進めば進むほど、
見えてくるのは
足りないものだったりする。（漫画家/井上雄彦）
— にっくん（大西伸哉） (@shimanikun) 2016年10月5日
成長してないんじゃない。
心も一緒に成長しているから、
成長していないように感じてるだけ。
成長してないんじゃない。
気づいてないだけ。
大丈夫。
あなたは確実に１年前のあなたより素敵です。
にっくん。
