幸せかどうかはね。
持っているもので決まらないんだよ。
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以前、ぼくはNGO MAKE THE HEAVENで働いていました。
カンボジアの孤児支援もしているNGO団体だったので、２００９年のちょうど今頃、カンボジアに行ったんですね。
カンボジアの首都プノンペンから、少し外れた田舎の村へと向かう途中のことでした。
裸足で服もボロボロの兄弟がぼくの足元に駆け寄ってきました。
『MONEY. GIVE ME MONEY （お金ちょうだい。）.』
ストリートチルドレン（路上で暮らす）子供達でした。
すごくお金を渡したかったんだけど、現地スタッフから渡してはいけないと言われたので泣く泣く渡しませんでした。
『SORRY （ごめんね。）』って伝えたような気がします。
すると、その子が見せたのが、この笑顔でした。
彼の笑顔は、めちゃくちゃキラキラしていました。
魂を撃ち抜かれたような気がしました。
持っているか持っていないかで言えば、彼よりぼくの方が持っていました。
家もあるし、靴もあるし、カンボジアまで来るようなお金もある。
彼よりぼくの方がたくさんたくさん持っていました。
でも、、、彼の笑顔の方がキラキラしていました。
『しあわせってなんだろう。』
『僕たちとこの子達、本当に豊かなのは、どっちだろう。』
そんなことを深く考えさせられたカンボジアの旅でした。
カンボジアは、日本に比べると、まだまだ発展していませんし、所得も低いです。
孤児やストリートチルドレンもいます。
でも、家族や友達同士が深く結びついて、とてもあったかく幸せに暮らしているようにみえました。
ぼくの知り合いのMさんもカンボジアに行った時、同じような体験をしたそうです。
Mさんは、ゴミ山で暮らす子供達に出会いました。
ゴミ山でゴミを拾って、それを売って暮らすという過酷な環境です。
でも、そんな過酷な環境に暮らす子供達の笑顔が泣きたくなるほどキラキラしていたそうです。
そこで、Mさんは、子供達に聞きました。
『毎日、楽しい？』
子供達は、キラキラした笑顔でこう答えたそうです。
『楽しいよ♪』
続けて、Mさんは聞きました。
『生まれ変わったらどこに生まれ変わりたい？』
すると、子供達は迷うことなく、ゴミ山を指差し、こう答えました。
『もちろん、ここに生まれ変わりたいよ！！！』
大変な環境でも、強く楽しく生きようとするカンボジアの子供達。
その笑顔が教えてくれました。
幸せになるために、何かをたくさん手に入れる必要はないんだよ。
幸せになりたいなら、今、笑うことだよ。
～今日のことばのギフト/にっくん。
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第１弾のテーマは、『わたしはわたしでいいんだ。』
２００９年から今まで紡いできた言葉や詩の中から『わたしはわたしでいいんだ』と思えるような言葉を厳選し可愛い写真を添えて詩集にしました。
この詩集は、ぼくからあなたに贈るラブレター♪ぼくの代わりにあなたのそばにいて、『そのままのあなたでいいんだよ』って伝えてくれるラブレターです♪
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