世界が悪いのか、それとも、じぶんが閉じているのか。

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ぼくたちは、

うまくいかないことがあったとき、

ついつい”周りや世界のせい”にしたくなる生き物だ。

 

でも、実は、

”周りや世界が悪いのではなく、じぶんが閉じているだけ。”

ということが結構、多い。

 

“世界が悪いのではなく、自分も悪いのではなく、ただ、じぶんが閉じているだけ。”

 

そんな時って結構、多いんだ。

 

昨日も、そんなことを思い出す出来事があった。

 

 

若者とスターバックスのせいにする小さな男。


ご存知のひとも多いけど、ぼくのオフィスは自宅とスターバックスだ。

昨日もcocoro会のパートナーであるスーパーおめぐと一緒に仕事をしたくて、2人で近くのスターバックスに車をはしらせた。

 

すると、、、いつもはガッラガラのスタバが満席。

 

”すっかり忘れてたけど、今日は休日だったんだ。”「あちゃ~満席か~」と思いながら店内を見渡してみると、気づいた。

 

「あれ?!!!ほとんどのひとが1人で2人用の席使ってんじゃねぇか!!」(´Д` )

 

31624632-s※写真はイメージです。

 

しかも、明らかに友達同士なのに、一緒の席に座らずに、一人で2人席を使って、二人で計4人席を使っている。

 

「気を利かせてくれたらいいのに。。。」と自分の中の”器の小さな自分”が毒づいた。笑

(もちろん、気が小さいぼくは、声には出さない。心の中で毒づいただけだ。笑)

 

若者に毒づいたあと、その”器の小さな自分”は、その矛先をスタバの店員さんにむけた。

「あの若者に注意してくれたら、待ってるたくさんの人たちが座れるのに。。。」とまた毒づいた。笑

(もちろん、これも心の中で毒づいただけだ。笑)

 

そう。「世界(周り)が悪い」と自分のまわりを責めるモードに入りかけたのである。

 

われながら、小さな男だ。

 

小さな男の前に立ちはだかった次なる難題。


少し待ったら、すごく密集した狭い席だけど、ひとつだけ空いたので、しぶしぶそこに座った。

スタバによく行くひとはご存知の、みんながまるで家族のようにひとつのテーブルをシェアするというこんな席。

d1fd4d88-s※写真はイメージ。だから、空いている。このかたちの席がぎゅうぎゅうだった。笑

 

「まぁ、空いてるだけ良かった」と席につき、パソコンを開いて仕事を始めた。

 

すると、、、次の難題がやってきた。

 

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パソコンの充電がまったく無かったのである。

「し、、、しまった。充電してくるのを忘れた。充電器はもってるけど、コンセントがない。」

 

このスターバックスは、50席くらいの座席のうち、店の角の2席にしかコンセントがない。

 

当然、その2席にもすでに人が座っていて空いてない。

 

「ど、、、どうする?」自分の中で問いかけが始まった。

 

選択肢は2つ。

 

・仕事をせずに、おめおめと帰るのか。

それとも、

・じぶんをひらいて、”あの角の席の見知らぬ若者にコンセントを使わせてほしい。”と頼むか。だ。

 

何度もお伝えしてるが、ぼくはチキンだ。

 

知らない人に話しかけるくらいなら、逃げ帰る方をえらぶことの方が多い男だ。

しかし、

今日は、スーパーおめぐも一緒だったせいか、“勇気を出そう”という気になった。

 

「こっちの角の若い男はなんだか話しかけづらいなぁ。あっちの角の勉学に励む女の子ならなんとかいけるか。」と自分のなかで会議をして、勇気を出して、“じぶんをひらいて”、女の子に話しかけた。

 

すると、、、

 

 

“世界が悪いのではなく、じぶんが閉じているだけ。”だった。


チキンな男は、メガネをかけた、いかにも真面目そうな女の子に話しかけた。

”じぶんをひらいて”、できる限り怪しまれないようにして。。。

 

ぼく:   「すいません。コンセントを使わせてもらえませんか???」

 

メガネ女子:「あ?もちろん大丈夫ですよ!!!」

 

ぼく:   「いいんですか?たすかります!ありがとうございます!!」

 

メガネ女子:「あ!あの、もしあれだったら席変わりましょうか?わたし、あちら(ぼくが座ってる席)でも大丈夫なので!!」

 

ぼく:   「え??? いいんですか? たすかります!」

 

ということで、席を替わってもらえることになった。

 

そして、去り際に、メガネ女子はこんな言葉を言い放った。

 

メガネ女子: 「お仕事ですか??? 」

 

ぼく:    「はい」

 

メガネ女子: 「がんばってください( ´ ▽ ` )ノ」

 

 

が、がんばってください???

 

快く、席を替わってくれただけではなく、、、

が、、、がんばってくださいだとーーーー!!!!!!!!!

 

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「な、、、なんて、、、いい子なんだ。」

 

 

その瞬間、ぼくは、、、、

 

ぼくは世界のやさしさを知った。

 

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ぼくは、あったかな “何か”とひとつになった。

 

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世界が悪いのか、それとも、じぶんが閉じているのか。


冒頭にも書いたけど、

ぼくたちは、ついつい”周りや世界のせい”にしたくなる生き物だ。

 

しかし、それは、、、

“周りや世界が悪いのはなく、じぶんがひらいてないだけ。”

ということが多い。

 

だからこそ、

うまくいかないとき、なんだか苦しいとき、

じぶんだけ頑張ってるように感じるとき、

世界が冷たいと感じるときには、こんな問いを思い出したい。

 

“助けてもらえないのではなく、助けを求めていないのではないだろうか???”

“「きっと頼んでもダメだろうな。じぶんでなんとかしなきゃな。」そんな風にして、世界への扉を閉ざしてはいないだろうか??”と

 

 

2014年に気づいたんだけど、

 

世界もひとも、

本当は、、、

ぼくたちを応援したくてたまらなくて

ぼくたちからの呼びかけをいつも待っている。

必要なのは、じぶんをひらくことだけ なのだ。

 

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世界や人は、太陽のように大きな愛で、

ぼくたちを包んでいて、

いつでもその愛をぼくたちに注いでいる。

 

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“ぼくだけに太陽が注いでいないとき というのは無くて、


ぼくが自ら日傘をさしたり日陰にはいり、自ら光を閉ざしてることがあるだけ。”

 

ぼくは、そんな風に思うのだ。

 

じぶんをひらいたら、起こる奇跡。


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前述のとおり、メガネ女子によってぼくは無事、充電をしながら仕事をすることができたんだけど、そのあと、さらにオモシロイことが起こった。

貴重なコンセント席で仕事をしていたら、今度は逆に、声をかけられたのである。別の女の子(社会人女子)から。

 

社会人女子:「すいません。携帯を充電させてもらっていいですか??」

 

ぼく   :「もちろんです( ´ ▽ ` )」

 

ふとパソコンをみると、充電はもう満タンになっていた。

すかさず、ぼくは続けた。気分はもうメガネ女子だ。

 

ぼく   :「あ、あの、席、代わりましょうか???」

 

社会人女子:「え?いいんですか?充電が無くて困ってたので助かります。ありがとうございます。」

 

 

すると、

 

社会人女子は、ある飲み物を手にしながら、こう言った。

 

「あのこれ。さっき店員さんにもらったんですけど、わたしまだ口をつけてないので飲んでください♪」

 

 

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ありがたく受け取って、飲ませていただいた。とってもおいしかった。

 

こうして、”じぶんをひらいたら”、

 

メガネ女子 → ぼく → 社会人女子 → ぼく へと あったかいもの がリレーされた。

 

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世界が冷たいと感じたとき、ひとのせいにしたくなったときには、こんな問いを思い出したい。
 

“助けてもらえないのではなく、助けを求めていないのではないだろうか???”と。

“世界が冷たいのではなく、じぶんが閉じているだけではないか???”と。。

 
 

にっくん@沖縄

 
 

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