ぼくたちは、
うまくいかないことがあったとき、
ついつい”周りや世界のせい”にしたくなる生き物だ。
でも、実は、
”周りや世界が悪いのではなく、じぶんが閉じているだけ。”
ということが結構、多い。
“世界が悪いのではなく、自分も悪いのではなく、ただ、じぶんが閉じているだけ。”
そんな時って結構、多いんだ。
昨日も、そんなことを思い出す出来事があった。
若者とスターバックスのせいにする小さな男。
ご存知のひとも多いけど、ぼくのオフィスは自宅とスターバックスだ。
昨日もcocoro会のパートナーであるスーパーおめぐと一緒に仕事をしたくて、2人で近くのスターバックスに車をはしらせた。
すると、、、いつもはガッラガラのスタバが満席。
”すっかり忘れてたけど、今日は休日だったんだ。”「あちゃ~満席か~」と思いながら店内を見渡してみると、気づいた。
「あれ?!!!ほとんどのひとが1人で2人用の席使ってんじゃねぇか!!」(´Д` )
※写真はイメージです。
しかも、明らかに友達同士なのに、一緒の席に座らずに、一人で2人席を使って、二人で計4人席を使っている。
「気を利かせてくれたらいいのに。。。」と自分の中の”器の小さな自分”が毒づいた。笑
(もちろん、気が小さいぼくは、声には出さない。心の中で毒づいただけだ。笑)
若者に毒づいたあと、その”器の小さな自分”は、その矛先をスタバの店員さんにむけた。
「あの若者に注意してくれたら、待ってるたくさんの人たちが座れるのに。。。」とまた毒づいた。笑
(もちろん、これも心の中で毒づいただけだ。笑)
そう。「世界(周り)が悪い」と自分のまわりを責めるモードに入りかけたのである。
われながら、小さな男だ。
小さな男の前に立ちはだかった次なる難題。
少し待ったら、すごく密集した狭い席だけど、ひとつだけ空いたので、しぶしぶそこに座った。
スタバによく行くひとはご存知の、みんながまるで家族のようにひとつのテーブルをシェアするというこんな席。
※写真はイメージ。だから、空いている。このかたちの席がぎゅうぎゅうだった。笑
「まぁ、空いてるだけ良かった」と席につき、パソコンを開いて仕事を始めた。
すると、、、次の難題がやってきた。
パソコンの充電がまったく無かったのである。
「し、、、しまった。充電してくるのを忘れた。充電器はもってるけど、コンセントがない。」
このスターバックスは、50席くらいの座席のうち、店の角の2席にしかコンセントがない。
当然、その2席にもすでに人が座っていて空いてない。
「ど、、、どうする?」自分の中で問いかけが始まった。
選択肢は2つ。
・仕事をせずに、おめおめと帰るのか。
それとも、
・じぶんをひらいて、”あの角の席の見知らぬ若者にコンセントを使わせてほしい。”と頼むか。だ。
何度もお伝えしてるが、ぼくはチキンだ。
知らない人に話しかけるくらいなら、逃げ帰る方をえらぶことの方が多い男だ。
しかし、
今日は、スーパーおめぐも一緒だったせいか、“勇気を出そう”という気になった。
「こっちの角の若い男はなんだか話しかけづらいなぁ。あっちの角の勉学に励む女の子ならなんとかいけるか。」と自分のなかで会議をして、勇気を出して、“じぶんをひらいて”、女の子に話しかけた。
すると、、、
“世界が悪いのではなく、じぶんが閉じているだけ。”だった。
チキンな男は、メガネをかけた、いかにも真面目そうな女の子に話しかけた。
”じぶんをひらいて”、できる限り怪しまれないようにして。。。
ぼく: 「すいません。コンセントを使わせてもらえませんか???」
メガネ女子:「あ?もちろん大丈夫ですよ!!!」
ぼく: 「いいんですか?たすかります!ありがとうございます!!」
メガネ女子:「あ!あの、もしあれだったら席変わりましょうか?わたし、あちら(ぼくが座ってる席)でも大丈夫なので!!」
ぼく: 「え??? いいんですか? たすかります!」
ということで、席を替わってもらえることになった。
そして、去り際に、メガネ女子はこんな言葉を言い放った。
メガネ女子: 「お仕事ですか??? 」
ぼく: 「はい」
メガネ女子: 「がんばってください( ´ ▽ ` )ノ」
が、がんばってください???
快く、席を替わってくれただけではなく、、、
が、、、がんばってくださいだとーーーー!!!!!!!!!
「な、、、なんて、、、いい子なんだ。」
その瞬間、ぼくは、、、、
ぼくは世界のやさしさを知った。
ぼくは、あったかな “何か”とひとつになった。
世界が悪いのか、それとも、じぶんが閉じているのか。
冒頭にも書いたけど、
ぼくたちは、ついつい”周りや世界のせい”にしたくなる生き物だ。
しかし、それは、、、
“周りや世界が悪いのはなく、じぶんがひらいてないだけ。”
ということが多い。
だからこそ、
うまくいかないとき、なんだか苦しいとき、
じぶんだけ頑張ってるように感じるとき、
世界が冷たいと感じるときには、こんな問いを思い出したい。
“助けてもらえないのではなく、助けを求めていないのではないだろうか???”
“「きっと頼んでもダメだろうな。じぶんでなんとかしなきゃな。」そんな風にして、世界への扉を閉ざしてはいないだろうか??”と
2014年に気づいたんだけど、
世界もひとも、
本当は、、、
ぼくたちを応援したくてたまらなくて
ぼくたちからの呼びかけをいつも待っている。
必要なのは、じぶんをひらくことだけ なのだ。
世界や人は、太陽のように大きな愛で、
ぼくたちを包んでいて、
いつでもその愛をぼくたちに注いでいる。
“ぼくだけに太陽が注いでいないとき というのは無くて、
ぼくが自ら日傘をさしたり日陰にはいり、自ら光を閉ざしてることがあるだけ。”
ぼくは、そんな風に思うのだ。
じぶんをひらいたら、起こる奇跡。
前述のとおり、メガネ女子によってぼくは無事、充電をしながら仕事をすることができたんだけど、そのあと、さらにオモシロイことが起こった。
貴重なコンセント席で仕事をしていたら、今度は逆に、声をかけられたのである。別の女の子(社会人女子)から。
社会人女子:「すいません。携帯を充電させてもらっていいですか??」
ぼく :「もちろんです( ´ ▽ ` )」
ふとパソコンをみると、充電はもう満タンになっていた。
すかさず、ぼくは続けた。気分はもうメガネ女子だ。
ぼく :「あ、あの、席、代わりましょうか???」
社会人女子:「え?いいんですか?充電が無くて困ってたので助かります。ありがとうございます。」
すると、
社会人女子は、ある飲み物を手にしながら、こう言った。
「あのこれ。さっき店員さんにもらったんですけど、わたしまだ口をつけてないので飲んでください♪」
ありがたく受け取って、飲ませていただいた。とってもおいしかった。
こうして、”じぶんをひらいたら”、
メガネ女子 → ぼく → 社会人女子 → ぼく へと あったかいもの がリレーされた。
世界が冷たいと感じたとき、ひとのせいにしたくなったときには、こんな問いを思い出したい。
“助けてもらえないのではなく、助けを求めていないのではないだろうか???”と。
“世界が冷たいのではなく、じぶんが閉じているだけではないか???”と。。
にっくん@沖縄
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